命にはいつか必ず終わりが来る
頭では分かっているけど
でも普段そんなこと考えなくないですか??🙄
私は職業柄、
人生の重大な場面に立ち会うこともあります。
経験を積むうちに
「幸福な死」って何だろう?
と考えるようになりました。
今回はこちらの本からの学びです。
タイトル:死が怖い人へ
著者:久坂部 羊
発行所:SBクリエイティブ
株式会社
初版:2025年2月15日
久坂部先生は、
医師として長年勤務されながら
小説家としても活躍されています。
医師としての立場から
「死」を見つめた経験、
「死」をどう考えれば良いのか
を提案してくださっています。
医者は誰でも知っているが、
医療で死を止めることはできない。
第二章 医者は死をどう考えているのか 〜死に対して医療は無力〜
いざという時、
病院に行けば何とかなる
と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
「死」は誰にでも訪れるもの。
不老不死の薬はありません。
いつかはその時を迎えます。
当たり前の事実ですが、
普段全然意識しませんよね😵
私もそうでしたが
身内が亡くなるなど
身近な人が亡くなるなどしない限り
あまり「死」を意識しなくないですか?
体が弱ってくると
介護が必要になりますが、
施設に入られる方が多いように思います。
介護の場面も
あまり見ない人の方が
多いんじゃないでしょうか?
だんだん体が弱って
死が近くなる。
そういう人を間近で見る機会が
今は少なくなってきているように思います。
(ご家族の介護の負担などを考えると、
施設入所が決して悪いわけではありません。
施設のおかげで、ご本人さんもご家族も
安心して過ごせるというメリットもあります。)
自分は死なない
というか
死が自分から遠いもののように
感じる感覚はありませんか?

先生は、
日本では「死」が報道されにくいことも
死を感じにくい一因と述べています。
報道が死を全否定するせいで、
多くの人が死をほんわかとしたイメージでしか捉えなくなっている。
(中略)
だから油断し、死以外の些細なことにこだわり、
感謝の気持ちを忘れて、貴重な今を無駄にしている。
第四章 死を全否定する人々〜死を全否定する報道〜
普段から死ぬことを意識したら
何でも悲観的になっちゃうから
やってられないよ😮💨
という方もいらっしゃるかもしれません。
だけど、
死を意識しないことが
本当に良いことなのか?
と考えてみても良いと思います。
「死」
を意識すると、
他人との比較が
気にならなくなるかもしれません。
あの人に勝ちたいとか
世間から認められたいとか
そういう
見栄や世間体を気にする生き方が
自分にとって
本当にやりたいことなのか?
「死」を意識すると、
自分の本当にやりたいことに
力を注ぐことができる
という効果があるかもしれません。
死を意識すると良いかもということは分かった。
じゃあ「幸福な死」ってなんなのー??
「幸福な死」
のためにはどうしたらいいのー??
と思ったあなた!
〜続きます😌〜
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